■ usual design

「つくる」ことでサポートする仕事

「usual design」とは

「usual design」とは「日常のデザイン」「日常の設計」と訳します。

世の中は「より高い価値」を求めて奔走していますが、私はその裏で「日常の生活」や「普通の価値」を見つめ直していかないといけないなと思っています。そしてそれを「つくる」ことでそのお手伝いができないものかなとも思っています。そこで私は「usual design」というモノつくりユニット(簡単に言えば職人集団)を立ちあげる事にしました。

では、なぜ「つくる」ことでお手伝いなのか。

私は建築設計事務所を営んでいますが、リフォームの設計も数多く手がけています。でも、建築設計事務所に頼む場合はある程度の大きな規模出なければいけないという認識があり、私自身もそういう考えが無かったわけでもありません。空間を大きく変えるようなアイデアは、ある程度の規模がないと誰もがはっきりとわかるものになりにくいというところは確かにあります。そしてそういうアイデアを実現するには設計と施工が「考える人」と「つくる人」としてしっかりと役割分担をして取組むの事がベストと考えています。

その反面、私の過去の経験からか小さなリフォームの依頼も今までに沢山声をかけて頂きました。ところが私は建築設計事務所だからという事で積極的に取組んできませんでした。ホントに身近な方々だけに「つくる」ことを取組ませて頂いていました。

でも、そんな自分の中に「なんで私に相談して下さっているのに断らないといけないのか」という疑問もありました。周りの人は「あなたにつくって欲しい」と言っているのに「私は考える人だから」という訳のわからない線引きをしていたのです。

だから、日頃「考える」ことを常にしている建築家が、小さくても日常の生活に密着した普通の事をちゃんと設計・デザインしてそれを地道に「つくる」ことでリフォームのお手伝いしようと思ったのが理由です。

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